Makerbot Replicator 5th Generation Q&A

Makerbot Replicator 5thを用いて「動作がおかしい」「正しく印刷できない」と思った場合の参考にしていただければと思います。まずは、下記のFirmwareとMakerDesktopアップデートを必ず行ってください。

FirmwareとMakerDesktopアップデート

定期的に必ずfirmwareのアップデートを行ってください。アップデートを行うことでほとんどの問題は解決できると思います。

2014年12/30日現在
   Replicator 5th Firmware Ver.1.5.0.206
   MakerDesktop Ver.3.4.1.124
が最新バージョンです。

MakerbotのホームページのTOPにも「ATTENTION」と表示されているので、お使いのバージョンが1.5.0.206以下の場合は早急にアップデートをおすすめします。
Makerbotは他のメーカと比べると頻繁にアップデートを行っています。それだけ問題があるということですが、それだけ親切で力を入れているという証でもあります。

Q.キャノーラ油は効果がありますか?

効果は絶大にあります。おそらくフィラメントタイプの3Dプリンタで絶大な効果があります。
印刷の失敗のほとんどが、フィラメントが正しく送られないのが問題です。
フィラメント型の3DプリンタはExtruderのギアの溝の抵抗でフィラメントを送り出しますが、その力があまりにも弱すぎるのでフィラメントを正しく送りだすことができません。
5thやMIniはフィラメントが裏面に収納できますが、Z18は底にフィラメントを収納します。Z18の場合、底からフィラメントを引き出さないとなりません。そうするとそれだけ力が必要になりますが、力が弱いのです。
ギアの溝がフィラメントを送り出すのですが、フィラメントがスムーズに送り出されないと、ギアがフィラメントを削ってしまいます。そうするとギアの溝にフィラメントのカスが溜まってさらに送り出す力が弱まります。
その摩擦を減らすのにキャノーラ油は絶大な効果があります。
油だったら何でもOKというわけではなく植物性のオイルがよさそうです。それ以外のオイルだとExtrudeの内部にオイルのカスが溜まって大変なことになりそうです。無難にオリーブオイルにしておいてください。
Google GroupによるとSmoke poinの関係からオリーブオイルはおすすめできないとのことです。

キャノーラ油ですが、温めると良いニオイがします。あまりベタベタつけすぎると印刷物にもニオイが付きますので注意が必要です。
綿棒でキャノーラ油をExtruderに入る前のフィラメントに定期的に軽く塗るだけでOKです。頻度はお任せいたしますが、思いついた時ぐらいでも問題なさそうです。

DSC02374.jpg
また、ThingiverseにアップロードされているDustFilterのスポンジにキャノーラ油をしみこませる方法もあります。
DustFilter.jpg

Q.フィラメントがプレートに吸着しません

1層目のフィラメントがプレートに吸着しない、または、こすれてしまうという症状が発生します。1層目はフィラメントが送りだれない、プレート面が傾いているなど様々な理由で吸着してくれない場合が多いです。
5thptint01.jpg
まずは、以下を確認してください。

    1. フィラメントが正しく送り出される状態であるか確認
    2. プレート面が傾いていないか確認してください。下図のようにプレートが正しくはまっていない場合もあります。
      5thptint05.jpg
    3. 「LEVEL BUILD PLATE」を行ってください。
    4. プレート面にヘアスプレーかスプレー糊をふりかける(私はやりません)

それでもダメな場合は、MakerDesktopの[Print Setting]の[Raft]のチェックを入れて印刷してみてください。
初代Replicator、Replicator2の時代はRaftなんか使いませんでしたが、5thは使わないと正しく出力できない場合のほうが多いです。

Q.Build Plate Tapeがなくなりました

ブルーシートは、購入時、5枚ほどついてきます。Extruderがプレートを擦る、印刷物をシートから剥がす過程で破けるなどで、すぐにダメになってしまいます。
追加のブルーシートはMakerbotのページで購入することができます。
10枚で$9.99です。1$が120円だとすると、1枚120円ぐらいす。(送料などを考えるともっと高いですが・・)

Build Plate Tape for MakerBot Replicator(Fifth Generation Model)

私は、このテープよりも3Mのマスキングテープを好んで使っています。横幅が広い50mm or 60mmが貼りやすくて良いです。2巻で460円なのでブルーシートよりも安くておすすめです。

それぞれの厚みを計測してみました。 ・ブルーシートは、0.11mm ・3Mのマスキングテープは、0.08mm 3Mのマスキングテーププレート全体に貼る必要がありますので、Raftを使わないで印刷する場合、つなぎ目がそのままオブジェクトに残ります。それほど気になりませんが、気になる人はブルーシートのほうが良いかもしれません。

Q.改良版Smart Extruder

MakerBot Replicator 5thには二種類のSmart Extrudeが存在します。初期Smart Extrude(下図:右)と改良版のSmart Extrude(下図:左)です。
BvTtRJhCcAEP_TN.jpg
初期ロットは初期Smart Extrudeですが、現在販売されているのは改良版になっていると思います。
見分け方ですが、放熱フィンの数と裏面のQRコードのシリアル番号で判断することができます。

初期型 放熱フィンの数: 4本
      シリアル番号:S000xxxx

改良型 放熱フィンの数: 6本
      シリアル番号:S020xxxx

初期型は放熱能力が足りなかったんですね。すぐにExtruder Error(erro:57)が発生していました。

初期型を使っている方は、無料で交換してくれます
Makerbotのサポートに連絡してみてください。特に状況など詳しく説明しなくても「OK!分かった!送るね!」と送ってくれます。(google翻訳の英語でもOKでした。)
日本の代理店で購入された方は、そちらに連絡でもOKだと思います。

Q.初代Replicator,Replicator2,2Xのフィラメントは使えますか?

使えます。フィラメントドラムの大きさが異なりますので巻き直すと問題なく使うことができます。